脂漏性皮膚炎とたまに仕事についてのブログ

頑固な脂漏性皮膚炎と闘いながら、仕事やら何やらについてプロパガンダ無しで語ります。文章は堅めです♡

仕事(1)パチンコ店のお話

高校卒業後、進学はせずに働く道を選択した私は、アルバイトを1年に1社のペースで変え、なんというかどうしようもなく途方に暮れながら日々を過ごしていました。

パチンコ店でのコーヒーレディ、弁当店、デパ地下での品出し、など。。

コーヒーレディはあのうるさい店内を「コーヒー如何ですか!!」と笑顔で、半ば怒鳴りながら周回をするお仕事です。

パチンコ店で働いてはいますが、パチンコ店内にある漫画喫茶の会社に所属している形でしたので、パチンコ店側の従業員とは休憩所も給与も全く異なる形態でした。そのような形態のコーヒーレディは割と多いようです。

働いている年齢層は20代半ばが9割で、若い従業員同士、仲が良くなるスピードの速さからの見境の無い恋愛沙汰や揉め事、利用者からのナンパ話は日常茶飯事でした。

一番しんどいというか切ない思いをした経験といえば、やはり子供に関することです。

子供を連れてパチンコ店に来る親は、パチンコ店内の漫画喫茶に子供を置いて、長時間パチンコに明け暮れます。酷い人は、平日は子供が学校や幼稚園から帰る夕方からおそらく閉店時間(23時)まで、土日は開店時間からおそらく閉店時間まで。漫画喫茶を無料の保育施設か何かと勘違いしているようです。

漫画喫茶の閉店は22時の為、子供より先に私達コーヒーレディは帰宅をしますので、帰宅後の子供達がどうしていたのかは不明ですが、駐車場で遊んでいるのを見かけたという話も聞きました。

親子はいつも同じ顔ぶれで、親は不良風の人から不良ではなさそう風の人等様々です。

とは言え子供達はかわいいので癒される場面もありました。が、少し離れた場所にあった他所のパチンコ店を通りがかった時に、いつも当店に来ている子供がその店の駐車場脇で遊んでいるのを見た時に、物凄く切ない気持ちになったことを鮮明に覚えています。

そういう現実が、恐らく今も多くのパチンコ店であるのではと思います。

親は子供の気持ちを考えたことがあるのかな。。パチンコで勝ったらご機嫌に子供に接して、負けたら八つ当たりしている人もいたりするのかな。。パチンコなんて負けることが殆どだから、そう考えると恐ろしい。

従業員に八当たりをする利用者もいましたので、碌でもない世界だと痛感し、コーヒーレディとして働いている期間で自動車免許を取得し、退職をしました。

ところで、コロナ禍でパチンコ業界も廃れるかなと思っていましたが、何故だか少し優遇されているように思いました。

ざっくり調べたところ、安倍元首相と深い深い繋がりがあるそうで。安倍元首相は郷里である山口県に事務所を構えていましたが、その事務所のビルのオーナーは、パチンコ業界では超がつく程有名な七洋物産の身内のものであり、歴史を辿れば安倍元首相の祖父・岸信介氏から、パチンコ業界からは手厚い支援を受けていたとか。

そういった経緯で、パチンコ業界は優遇されているのですね。しばらくは、廃れることもないかもしれません。今の岸田政権に関しては、どの程度繋がりがあるかは調べていません。

政治がらみは複雑ですが、利権を得た業界は強いということは、ハッキリと断言できますね。

このブログが、皆様の人生に少しでもお役に立てましたら幸いです。