脂漏性皮膚炎とたまに仕事についてのブログ

頑固な脂漏性皮膚炎と闘いながら、仕事やら何やらについてプロパガンダ無しで語ります。文章は堅めです♡

美容本を読んでの感想

化粧水の謳い文句の「肌の奥まで浸透する」という文言に何度も心惹かれましたが、化粧水が角質層の奥の奥まで浸透することはあり得ないということを理解しました。浸透することがないということは、雑な言い方をすれば、化粧水が「肌表面に付着して時間の経過により乾いていく」ということなのでしょうかね。

エタノール系が原料に入っている化粧水を使用すると、スーッとなじんでくれるので、「すごい!肌の奥の奥の真皮層まで浸透したんじゃないかしら♡」と喜んでいましたが、実際にはアルコールが揮発したということ。私は長い間それに翻弄されていました。

洗浄力の強い洗顔料で洗顔し、角質層(所謂「肌」)のバリアを壊せば、それは化粧水も肌に馴染みやすくなりますよね。

洗顔料で洗顔をして乾燥すれば、化粧水をバシャバシャ大量に付けて安心する必要があります。最近では乾燥しにくい洗顔料もありますが、「化粧水はたっぷり付けるもの」と何故か世間では言われているのでそういう先入観があるため、乾燥感がそこまで無くても化粧水は大量に付け、そこに乳液を付けて一安心といった毎日でした。

洗顔料で肌のバリア機能を自ら傷つけ、脂性肌やら乾燥肌やら敏感肌を自ら招いていました。

高級化粧水を使用すると、すぐにキメが整うなどの効果が表れるので即効性に感動していましたが、それは合成ポリマーによるものだった可能性が大きいです。合成ポリマーというのはサランラップのような役割とでもいいますか、肌に膜を張り凸凹が滑らかになるものだそうです。

だから即効性があるのですね。

これは洗えば落ちるものなので、だから高級化粧水を使用しなくなると元に戻ってしまうのですね。せっかく手に入れたキメが整ったように見える肌を持続させるには、その化粧水を使い続ける必要があるということですね。

広告をバンバン流し、たった15秒しか出演しないタレントに莫大な出演料を払い、使用後のボトルは不燃のゴミ箱行きになるにも関わらず誰かとコラボしたり何かの物体とコラボしたりとボトルにお金をかける姿勢も非常に嫌だったというのも大きいのですが、化粧品のからくりなど読み進めるうちに、もう高級化粧水を使い続けるという気持ちはゼロになりました。もはや市販の安い化粧水すら、使用しようという気持ちは全くありません。

私の求めているものは、その製品を使用すれば即綺麗になる肌ではなく、

**✩高級化粧水を使用せずとも丈夫で整った肌**✩

なのですから。

無添加」「天然」「オーガニック」という心が惹かれる文言も、惑わされてはいけません。自分の目で、手に取った化粧品をひっくり返し、原料を確認しましょう。「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」の違いもこの本には記載されていましたが、この違いも十分に理解しましょう。

こちらの本を読んだのですが、とても参考になりましたし、もっと早く出会いたかったです。

https://amzn.to/46oM1tJ

高級化粧水をやめてから2週間経過後の肌、添付いたします。赤みが少しずつ落ち着いてきているように思います。この2週間、試行錯誤していましたので、何をしていたかは後日お話します。

このブログが、皆様の人生に少しでもお役に立てましたら幸いです。